国境付近での色々めんどい事を乗り越え、タイからカンボジアへ移動しました。
陸路で国境を越えるというのは生まれて初めてのことだったのですが、色々考えさせられることが多い、実り多き旅でありました。
タイとカンボジアの中間地帯
カンボジアに渡る前に、タイとカンボジアの中間のエリアにはカジノが多数存在しています。
タイ国内ではカジノの営業は許可されておらず、タイの富裕層などはここまで来てカジノを楽しむ、ってことも多いみたいです。
カンボジア来たぜ!って写真撮ったんだけど、ここはまだ「半カンボジア」くらいのエリア
デカデカとカジノの看板なんかも立っています
こっちも当たり前の用に屋台が多数存在
この日は朝から何も食べておらず、せっかくなのでカンボジアのホテルでごはん
ホテルも基本的に英語が通じる人がおらず、色々苦戦しながら辿り着いたホテルのビュッフエ(150バーツ)ですが、正直なところ美味しいと感じられる要素はまったくありませんでした。
驚くほど会話が弾まないボクとまたよし君(@Sayobs)
中間地帯のエリアはどこもホテルはどこもカジノが併設されてる
ちなみに、カジノは撮影禁止なので写真が撮れませんでしたが、マカオのカジノなんかに比べて、全体的にあまり居心地が良い感じがしませんでした。
で、この後チェーン店のコーヒーショップでちょっと下調べをして、本格的な国境越え。
やっぱり、ポイペトの街は治安があまりよろしくなく、昼間でも大通り以外はあまり歩かないように、夜なんかは外を出歩くのはやめておいた方がいい、という話。
ならばまだ明るいうちに、少しだけでも「異国」を感じでみようと、勇気を出してカンボジアへ
なんか、国境を一歩超えると、それまでの国とは全然空気が違ってすごく驚くよ、みたいな事を聞いていたのですが、はじめのうちはどうも言ってる意味がよくわかりませんでした。
なんかタイに比べて汚い感じするけど、「完全に別世界」ってのはどうもよくわからんなーって感じながらちょっと歩いてみる
旅慣れたまたよし君は、しきりに「ここの空気は怖い」ってことを言ってたんだけど、イマイチどうもよくわからない
メインの大通りは、信号とか中央分離帯とかそういうのはまったく見当たらず、車やバイクが行き交ってる
怖い怖いと言いながら、着替えを持ってきていなかった@Syaobs氏はそこらでパンツを購入(15バーツのものに20バーツ出したら、お釣りがない、って言われた)
なんかとにかく嫌な感じがするから早めに戻ろう、って言われて、数百メートルくらい歩いて元来た道を引き返す
で、再び入国審査を終えてタイに戻る
タイに戻ってタイの安心感が身に染みてわかった
そんな感じでカンボジアの滞在は30分弱くらいの短い時間だったのですが、タイに戻ってみてそこで初めて「空気の違い」みたいなのを思い知りました。
なんかタイに来たらものすごーくホッとして、安心して、タイが「安全な国」だったということが身に染みてわかりました。
カンボジアにはわずかな時間滞在しただけですが、なんかものすごく疲れてたみたい。
ここでようやく「国境を越えると世界が変わる」っていうのはこういうことなのか、って思い知り、たった数百メートル「場所」が違うだけでこんなにも世界を変えてしまう「国境」とはいったいなんなんだろう?みたいな事について考え込んでしまいました。
現段階でこの経験をうまく言葉にまとめることは出来ないのですが、自分の人生観にも大きな影響がありそうな貴重な体験をすることが出来ました。
国境まで一緒に連れていってくれ、様々なアドバイスをくれた泉さん、ホントにありがとうございました。
前の記事:アランヤプラテートから陸路で国境を越えてカンボジアに向かう | ごりゅご.com
次の記事:シングル1泊3000円で浴槽付きのバンコクシティホテルが素晴らしかった | ごりゅご.com
参考
この記事は、ブログ観光大使プロジェクトに参加させて頂き執筆した記事です。
詳細はこちら:ブログ観光大使 公式ブログ